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日本共産党福岡市議団の政策と活動

2013年11月11日

「議会中にフィットネスクラブに行った件などについての
公開質問状」に対する高島市長の回答についての見解

日本共産党福岡市議団

わが党市議団は10月29日、高島宗一郎市長に対し、「議会中にフィットネスクラブに行った件などについての公開質問状」を提出した。これに対し、回答期限としていた11月8日、高島市長から「回答」が届いた。


(1)

わが党市議団の公開質問状は、高島市長が議会中にフィットネスクラブに行っていたことについて、議会を軽視する重大問題だと指摘した上で、決算特別委員会運営理事会の総意として注意を行ったこと、及び、市長自らが理事会で「今後、気をつけていきたい」と約束したにもかかわらず、無反省にも翌日にフェイスブックにプールに入っている写真とともに反論を投稿したことについて高島市長の認識を問いただすものだった。

これに対し、高島市長の回答は「私のスポーツ施設利用が一部ネット上に掲載されたことで、決算特別委員会の総会開催が遅れましたことは、決して私の本意ではなく、決算特別委員会運営理事会の場をお借りして、健康管理及び体力保持のために、時間をやり繰りしてスポーツ施設を利用していたことを誠意をもってご説明したところでございます」というものだった。

わが党は、前年度の市政運営について全面的に審査する決算特別委員会が特別に重要な議会であること、さらに当日開かれる分科会で安部整形外科火災の直後の初めての質疑が行われることが分かっていたことをふまえ、そのような時に市政の最高責任者である市長がフィットネスクラブに行っていたことの道義的責任を厳しく指摘した。そして「『今後、気をつけていきたい』との約束にどう責任を取るのか」、「そもそも、自らの行動の何が問題だと認識しているのか」と質問したが、高島市長は何一つ答えていない。

これは、わが党が議会軽視だと指摘したことの本質を高島市長がまったく理解せず、何も反省していないことを露呈したものである。高島市長が議会中にフィットネスクラブに行ったこと自体が批判されているのに、「ネット上に掲載」、「総会開催が遅れ」などと問題をすり替えている。そして「説明した」から問題ないと開き直っているのである。こうした高島市長の態度には一片の「誠意」も見られない。


(2)

わが党市議団の公開質問状は、市長がフェイスブックで「共産党から批判された」と記載したことについて、全会派が合意して決算特別委員会運営理事会に高島市長を出席させて説明を求め、さらに運営理事会の総意として委員長が異例の厳重注意をした事実をしめして、「理事会の要請をどう受け止めたのか」、「委員長の注意が議会の総意だということを認識しているか」とただした。これについては、高島市長から明確な回答はなかった。反論できない以上、事実を歪曲したフェイスブックの記載について、即刻謝罪と訂正をすべきである。


(3)

わが党市議団は公開質問状で謝罪を要求したが、高島市長は拒否した。高島市長の回答は、「福岡市長として、日々、市民、そして市政運営のために最大限の努力を続けるとともに、決算特別委員会委員長からの要請も受けとめ、今後とも責任ある行動をとってまいります」というものだった。

決算特別委員会委員長が厳重注意した翌日にフェイスブックに反論と写真を投稿した高島市長の態度を見れば、「要請を受けとめ」たなどとは到底言えない。議会から不信の声が上がるのも当然である。議会は市政を厳しくチェックすることにその重要な役割の一つがある。議会からのチェックを真摯に受け止め、間違いは自ら正すのが責任ある市長の態度である。議会を二重三重に愚弄しながら「市民のため」などと開き直るようでは、「責任ある行動」は何も期待できないと言わなければならない。まさに市長としての資格が厳しく問われるものである。


(4)

フィットネスクラブ会員権の購入について、わが党市議団は購入の有無や貸与・譲渡の有無について質問したが、高島市長の回答は「平成25年3月に入会手続きを行い利用しており、利益の供与は受けておりません」というものだった。入会手続きをしたというだけでは購入したのか譲渡を受けたのかどうか不明である。何か都合が悪いことでもあるのか、隠さなければならないのはなぜか、ますます疑惑が深まった。

「福岡市長の政治倫理に関する条例」の第3条の1、市長が遵守しなければならない政治倫理基準は、「(1)政治不信を招くことのないよう、品位と名誉を損なう行為を慎み、その権限又は地位のもたらす影響力を私的な目的のために行使しないこと」と定め、また、金品授受や道義的批判を受けるおそれのある趣旨の寄附の受領を禁じている。さらに、「市長は、政治倫理基準に違反する事実があるとの疑惑をもたれたときは、自ら誠実な態度をもって疑惑の解明に当たる」としている。これに照らし市長の回答は極めて問題である。


今回の公開質問状に対する高島市長の回答は、わが党の質問にまともに答えるものではなく、回答の体をなさないものである。わが党市議団は、この問題を重視し、引き続き追及していくことを表明するものである。


以上



声明「議会中にフィットネスクラブに行った高島市長の議会軽視・無反省を厳しく糾弾する」

申し入れ「議会中にフィットネスクラブに行った件などについての公開質問状」

高島市長が議会中にフィットネスクラブに行っていた件について公開質問状を提出


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