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日本共産党福岡市議団の政策と活動

2013年10月29日

議会中にフィットネスクラブに行った件などについての公開質問状

福岡市長  髙島 宗一郎 様

日本共産党福岡市議団
団 長 宮本 秀国
副団長 星野美恵子
幹事長 中山いくみ
熊谷 敦子
綿貫 英彦

高島市長が決算特別委員会開会中の10月16日、市内ホテル内のフィットネスクラブに行っていた問題は、議会を軽視する重大問題です。

この件について、高島市長は、21日の決算特別委員会運営理事会の場で、事実を認めたうえで、「今後、気をつけていきたい」などと述べました。

これを受け、決算特別委員会委員長は「決算特別委員会中の市長の行動については、今後、誤解を招くことのないよう、理事会の総意として、強く要請しておく」と、市長に対して異例の注意を行いました。決算特別委員会総会は約6時間遅れとなり、多くの職員に深夜残業をさせることになりました。

ところが、市長は翌22日、自身のフェイスブックに、プールに入っている写真とともに、「市長の出席予定のない分科会開催日にジムに行ったと共産党から批判されました」、「見出しだけ見ると、まるで出るべき会議をサボってたみたい。議会の出席予定もなく公務もない日だったのに」などの「反論」を投稿しました。

そこで、以下の点について、高島市長に質問します。


  1. 市長の態度には反省が見られませんが、決算特別委員会運営理事会の総意としての要請をどう受け止めたのですか。運営理事会での市長の公式の発言である「今後、気をつけていきたい」との約束にどう責任を取るのですか。そもそも、自らの行動の何が問題だったのかについて、どう認識されているのですか。
  2. 市長は、「共産党から批判された」と述べていますが、運営理事会で、わが党が問題提起したことに対し、他会派からも賛意が示されたばかりか、与党である自民党からも「議会中にフィットネスクラブに行ったのは問題だ」との趣旨の発言がありました。そうした協議の結果、議会はこの問題を重要視しました。だからこそ、全会派が合意して、運営理事会の総意として、運営理事会に高島市長を出席させ、説明を求め、さらに委員長が注意までしたのです。これが議会の総意だということを市長は認識していますか。
  3. 高島市長の一連の言動は、議会を軽視し、愚弄する許しがたいものだと言わなければなりません。議会に対し、謝罪すべきではありませんか。
  4. その後のインターネット情報サイトの報道によると、市長が行ったフィットネスクラブの会員になるには高額の費用がいるとのことです。市長の資産等の公開について定めた「福岡市長の政治倫理に関する条例」によると、「道義的に批判を受けるおそれのある趣旨の寄附を受領しない」、「市長は、政治倫理基準に違反する事実があるとの疑惑をもたれたときは、自ら誠実な態度をもって疑惑の解明にあたる」とされています。この会員権について、市長は購入したのか、そうであればその時期と金額を明らかにしてください。また、他の者から借りるか譲渡を受けたのであれば、利益供与にあたりますが、事実関係はどうなっているか、明らかにしてください。

以上4点について、11月8日までに、文書にて回答されますよう申し入れます。


以上


声明「議会中にフィットネスクラブに行った高島市長の議会軽視・無反省を厳しく糾弾する」

高島市長が議会中にフィットネスクラブに行っていた件について公開質問状を提出


「議会中にフィットネスクラブに行った件などについての公開質問状」に対する高島市長の回答についての見解


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