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政策と活動|特集

しんぶん赤旗 2005年8月5日

人工島事業点検「黒字」改ざん 特別委で調査を
党市議団が議長に申し入れ

妹尾俊見・福岡市議会議長(奥)に申し入れる日本共産党市議団の6名=8月1日

日本共産党福岡市議団は1日、福岡市議会の妹尾俊見議長に対し、「人工島事業点検改ざん問題」の調査と審議を行うため、「公共工事不正再発防止調査特別委員会」の早急な開催などを申し入れました。

山崎市政の重大問題の真相解明に、市議会がどこまで踏み込むのか、議長と各会派の動向が注目されます。

「人工島事業点検改ざん問題」は、1999年の事業点検の際、第三セクター博多港開発株式会社が提出した200億円赤字の収支試算を、市港湾局の指示で黒字に修正したというもの。福岡市は、日本共産党市議団の質問状に対して、赤字試算について博多港開発と協議を行ったことを認めましたが、山崎市長の関与の有無については回答せず、関係資料は押収されているとして提出を拒否していました。

同市議団は、真相と市長責任を解明することが必要だとして、特別委員会で参考人質疑を含めた調査を行うこと、検察に対して関係資料の提供を要請することなど徹底調査と審議を求めました。必要に応じて同委員会を百条委員会とすることを要求しています。

妹尾議長は「申し入れを受け止め対応を考えたい」と述べました。

(写真)妹尾俊見・福岡市議会議長(奥)に申し入れる日本共産党市議団の6名=8月1日


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