トップ > 政策と活動 > 特集 > 人工島 > 福岡市議会 人工島建設見直し要求

政策と活動|特集

しんぶん赤旗2005年4月21日

人工島・住民投票条例を

市民の声ふみにじる人工島問う住民投票条例案否決
党市議団が声明

日本共産党福岡市議団は19日、人工島建設事業継続の賛否を問う住民投票条例案が自民、公明、民主などの反対多数で否決されたことについて「市民世論を踏みにじるもの」との声明を発表しました。日本共産党、社民、ネットワークなどは賛成しました。

声明は、臨時議会が市民の8万4015人の署名(7万6922人の有効署名)による直接請求で開かれたもので、傍聴席に入りきらない300人もの市民が押し寄せるなど、住民投票条例の可決こそが幅広い市民の願いであったと指摘。にもかかわらず、山崎市長が制定する必要がないとの意見を提出したのは市民の賛成を得られる自信がないからにほかならないと強調しています。

さらに、与党会派が「議会で慎重に審議して決めてきた」「現段階で賛否を問う必要はない」との理由で反対したことについて、「議会の議決が市民多数の意思と食い違っているからこそ、住民投票を実施してほしいという世論が大きく広がっている」のだと反論しています。

また、日本共産党以外のすべての会派が、会期を2日間にし、第3委員会での審議に賛成したことについて、改めて抗議を表明しています。

そして、条例案は否決されたけれど8万4千の署名に込められた市民の願いは消し去ることはできないと述べ、改めて住民投票の実施を求めるとともに、市民多数の声を踏みにじる議会と市長の刷新を求めています。


関連記事人工島住民投票条例案の否決は市民世論を踏みにじるもの〜臨時議会を終えて

>>> 特集「人工島」一覧へ
>>> 特集ページトップへ戻る

政策と活動
議員の紹介
トピックス
議会報告
市議会ニュース
リンク
お問い合せ

↑上へ