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しんぶん赤旗 2006年4月28日

共産党が市政アンケート

「オリンピック招致よりほかにやることあるんじゃない」−。日本共産党福岡県委員会は、せっかく意義あるオリンピックをけなす大型開発のための福岡市の招致計画に反対しています。福岡東博多、中央南、西部各地区委員会と各支部は、福岡オリンピック招致に反対する会、各行政区の会に参加、市民との共同を広げ、招致反対の10万人署名運動に取り組んでいます。

各区の市議、市議候補、県議候補も支部といっしょに宣伝・署名に奮闘しています。署名運動への市民の共感はかつてないもの。

中央区の星野みえ子市議が福浜で宣伝中、通りかかった高校生たちに「オリンピックが決まったら、そこのプールがなくなるのよ」と対話。中央区の中央市民プールと博多区の市民体育館プールが廃止され「オリンピックプール」に集約されることを説明すると、高校生たちは「知らなかった。そんなことされたら困る」と署名しました。

東区の若舞支部がハンドマイク宣伝をしながら署名にまわっていると、家から手を振りながらでてきて「オリンピックだろ。今ニュースを見ていて、頭にきた。借金だらけだというのになにを考えているのか」。

地区委員会と支部は市政アンケート、返信用封筒、市議会ジャンボニュース、オリンピック反対署名のセットの全戸配布も始めています。アンケートにはこれまで1,600人以上から返答が寄せられました。

西部地区では返信の9割近くが反対、中央南地区、東博多地区でも返信の大部分が反対でした。

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