トップ > 政策と活動 > 特集 > 人工島 > 市民病院・こども病院 人工島への移転やめて

政策と活動|特集

しんぶん赤旗 2006年4月20日

市民病院・こども病院 人工島への移転やめて

福岡市は、博多区にある市民病院と中央区にある子ども病院・感染症センターの2つの市立病院を統合して東区の交通アクセスの不便な人工島へ移転、新病院の建設計画を発表しています。これにたいして“市立病院を残して”との住民運動が広がっています。

こども病院も、先天性心臓疾患手術などの実績がある病院。入院患者の2割以上を県外から受け入れ、西日本唯一の小児専門医療施設として重要な役割を果たしてきました。

市は両病院ともに移転・統合の理由に赤字をあげています。しかし、日本共産党福岡市議団の試算では、新病院でも年間30億円の赤字が予想されます。福岡県西方沖地震で液状化現象がみられた人工島なのに災害時拠点という新病院の位置づけにも疑問が寄せられています。

統合移転の事業費も同市議団の試算で三百数十億円という巨額です。結局、人工島の売れない土地を買い、破たん救済のための両病院の移転・統合では、との批判が高まっています。

「市立病院を存続させる会」が存続を求める請願署名運動を3月から始めました。市民病院近くで活動する日本共産党吉塚支部、堅粕支部と新婦人博多支部などの呼びかけです。

この14日には、JR吉塚駅前で街頭宣伝、署名行動をしました。日本共産党の比江嶋俊和市議(博多区)、大島ひさよ県議候補(同区)ら12人が参加。1時間で190人が署名に応じました。

博多区千代町の女性(65)は「市民病院は駅に近くて便利がいいのに、それをわざわざ不便なところにもっていくなんて、もったいない」。

博多区雑餉隈・銀天街で働く女性は「こども病院には孫が世話になった。廃止して人工島に移転なんて反対です」といって署名に応じました。

代表世話人の菅野良子さんは「両病院は遠くから通ってくる人たちもいる大事な病院です。この大問題が、まだ市民によく知らされていません。宣伝を広げて福岡市全体の運動にしていきたい」と話します。

>>> 特集「人工島」一覧へ
>>> 特集ページトップへ戻る

PageTop