しんぶん赤旗 2005年1月23日
人工島・住民投票条例を
福岡市人工島 事業継続是非の住民投票求め明日から請求署名
「大事なことは市民で決めよう」—福岡市の人工島事業継続の賛否を問う住民投票条例制定直接請求署名が24日から始まります。
人工島・住民投票条例を求める会は、署名スタートにあたり、24日正午から天神コア前で宣伝します。各区の受任者が立つ街角署名所も設置されます。
市民の間で関心が広がっており、17日の直接請求申請に100人以上が参加し、申請後の街頭宣伝では40人が受任者になりました。
「人工島で環境破壊がすすむことが以前から気になっていました。市長は市民の声を聞くべきです」という中央区の女性(47)、「人工島のこと、今までよく知らなかったけど説明を聞いてびっくり。福岡市に住む友達に広めます」とパンフと引き受け書を持って帰る古賀市の大学生3人組、「最初は人工島賛成と思っていたが、もう破たんしとる。続けるのは無駄」という城南区の男性(81)もいました。
各区でも取り組みがすすみ、博多区板付では15日の学習会に11人が参加。参加した2人の女性が「私たちもぜひ仲間に入れてほしい」と受任者を引き受けました。