しんぶん赤旗 2005年1月11日
人工島・住民投票条例を
人工島建設は住民投票で 市民のつどいに350人
福岡市の人工島・住民投票条例を求める会は8日、中央市民センターで集いをひらき、350人が参加しました。同会は人工島事業継続の是非を市民に党住民投票条例の直接請求運動をすすめています。
菅正司事務局長が行動提起。会結成から1ヶ月たらずで7行政区すべてに「区の会」が立ち上げられ、署名集め人も3000人を超えていると報告。署名集め人を10日の第1次集約までに4000人、17日の直接請求申請までに7000人に広げ、告示の24日には天神など各所で大規模な宣伝を繰り広げることや告示後もニュースカー、ハンドマイク、チラシ配布などあらゆることをやり、10万署名を実現しようと訴えました。
人工島の現状がスライド上映された後、「神戸空港・住民投票の会」で事務局次長をつとめた落合淳宏さんが講演。神戸空港建設の是非を問う住民投票条例を30万の署名で直接請求した経験を紹介、署名運動でまちを騒然とさせ、最後の最後まで受任者を増やしていくことが重要と話しました。
市内各地で住民運動に取り組む10人が発言、経験を交流しました。日本共産党の中山郁美福岡市議は、自公政治直結の山崎広太郎市長と「オール与党」勢力に庶民の痛みは分からないとのべ、今度の直接請求運動を衆院福岡2区補選とともに国民・市民いじめの政治に福岡市民の審判を突きつける壮大なたたかいにしようと訴えました。