しんぶん赤旗 2005年1月7日
人工島・住民投票条例を
人工島は住民投票で 求める会があす集会
福岡市の人工島・住民投票条例を求める会は、昨年12月の結成総会後、年末に天神での街頭宣伝、署名受任者募集や人工島現地調査などの活動をおこなってきました。
現地調査に参加した博多区の青柳ヨシ子さん(59)は「自然を大事に、海は海のまま残しておくべきだ。人工島で来年、緑化フェアをやるというが、若者が仕事がなくて困っているときに、あんなところに莫大(ばくだい)なお金をかけ、わざわざ海を埋め立てるなんてばかげてます。怒りでいっぱいです」と感想を語っています。
街頭でも「市民の意見を無視する市長は許せない。住民投票に賛成です」(40代・女性)、「人工島建設には反対。ぜひ取り組みを成功させて」(50代・男性)、「高校生のとき環境問題のリポートで人工島を取り上げ花マルをもらい、それ以来関心を持っています。ぜひ、私も署名集めをしたい」(20代・女性)などの声が寄せられています。
福岡市の7つの区すべてに「区の会」も立ち上げられ、市民の関心も高まっています。
同会は、取り組みを交流するため、8日(土)午後2時から中央市民センター大ホールで集会を開きます。多くの市民の参加を呼びかけています。
=問い合わせ先= 人工島・住民投票条例を求める会 092(716)6564