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日本共産党福岡市議団の政策と活動

2014年2月7日

「委員会採決時の傍聴者退席」を廃止し、
全面公開を求める申し入れ

福岡市議会議長  森 英鷹 様

日本共産党福岡市議団
団 長 宮本 秀国
副団長 星野美恵子
幹事長 中山いくみ
熊谷 敦子
綿貫 英彦

日頃のご活躍に敬意を表します。

今日、情報公開の重要性は地方議会も例外ではなく、「市民に開かれた議会」を促進することは住民参加と民主的議会運営にとって極めて重要です。

わが党市議団は、「6つの議会改革」の申し入れ(2007年5月)をはじめ、一貫して市民に開かれた公平公正で民主的な議会への改革を主張してきました。

この間、各派代表者会議や議会運営委員会、「議会活性化推進会議」などの場で、議会の活性化と公開などについて継続的に協議されてきました。その結果、委員会の傍聴席を増やしたり傍聴の随時受付で途中入室を可能としたりしたほか、インターネット中継・動画配信の拡充や、市議会だより・ホームページの記載内容の充実など、「市民に開かれた議会」へと一歩ずつ前進してきました。わが党市議団はこうした改善を評価しています。

しかるに、委員会の公開については、インターネット放映が実現されていないことや、会議録に発言者名(議員名)が記載されないことなど、いまだ改善されない課題が残されています。

なかでも、市民から改善が強く求められているのが、委員会での採決時に傍聴者を退席させるという慣例です。条例案や予算案などの議案や請願に対して会派・議員がどのような態度を示すのかを知りたいというのは、市民の当然の要求であり、これを非公開にする根拠も道理もありません。とりわけ、請願者にとっては、請願審査を行う委員会の採決時に退席させられ、傍聴することができないということは、極めて異常です。他の政令市議会にはない悪弊と言わなければなりません。

この件について、わが党市議団はかねてより改善を要求してきました。全会派で構成する第一次議会活性化推進会議(2005年7月~2007年3月)において協議事項の一つとされて協議が始まりましたが、第二次(2007年6月~2009年5月)でも抵抗する会派があり結論は得られませんでした。今期も2012年から議会運営委員会において協議が続けられるなか、市民から改善を求める請願が2回提出されましたが、いずれも継続審議となりました。3回目となる「常任委員会及び議会運営委員会の採決は傍聴者の前で行うこと」を求める請願(25年第19号)は自民党を除くすべての会派が紹介議員になり、1月22日の議会運営委員会で請願審査が行われ、わが党の他、公明党、民主・市民クラブ、みらい福岡、社民・市政クラブ、福岡維新・無所属の会が賛意を示してほぼ合意されつつあったものの、自民党だけが了承せず、残念ながらまたもや継続審査となりました。これが報道され、市民からは失望と怒りの声が寄せられています。

このままでは「福岡市議会の公開度は最低」「議会公開に消極的」というメッセージを発し続けることになり、これ以上先延ばしすることは許されません。

「議員必携」(全国町村議会議長会編)によると、「議員の一言一句は、とりもなおさず住民の意見であり、住民からの声であるというべきであり、議員が行う質問や質疑・討論は、同時に住民の疑問であり意見であり、表決において投ずる一票は、住民の立場にたっての真剣な一票でなければならない」(『議員の職責』)と述べられています。いまこそ、福岡市議会として「市民に開かれた議会」へいっそう改善していく決意を市民に示すべきです。

したがって、わが党市議団は、議長が「委員会採決時の傍聴者退席」の廃止の実現へしかるべき措置を取られるよう強く申し入れるものです。


以上


「委員会採決時の傍聴者退席」を廃止して全面公開を議長に申し入れ


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