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日本共産党福岡市議団の政策と活動

2003年12月3日

福岡市長 山崎広太郎 殿

日本共産党福岡市議団
団 長 宮本 秀国
幹事長 原田 祥一
星野美恵子
比江嶋俊和
倉元 達朗
中山 郁美

公共事業等に絡む港湾局計画課長による
汚職事件の徹底調査と再発防止を求める申し入れ

前川幾郎港湾局計画課長が、福岡北九州高速道路公社に出向中(一九九七年〜二〇〇〇年)、同公社が発注した福岡都市高速道路の新設工事に絡み、製品納入の便宜を図る見返りに、業者から現金一〇〇万円を受け取ったとして、収賄容疑で福岡県警に逮捕・起訴されました。さらに十一月二十日には人工島事業に関わって、港湾局が今年度発注した、人工島のコンテナターミナル拡張に関する報告書作成の業務委託の指名競争入札で、便宜を図った謝礼に株式会社日本港湾コンサルタントから、計約一〇二万円相当の商品券を受け取ったとして、収賄容疑で追起訴されました。

道路公社を巡る汚職事件はケヤキ・庭石事件に続いて、「随意契約が多く、不祥事の温床」と指摘される外郭団体を舞台にした事件です。同公社の行う公共事業に絡んで、他にも汚職や不正が行われていたのではないかという疑惑があります。人工島に絡む汚職事件では、前川容疑者が他の業者にも便宜を図ったことはなかったか、また贈賄側の日本港湾コンサルタントは港湾局との契約実績が何件もあり、他の契約でも働きかけ等を行っていなかったか、などの疑惑も浮上しています。

また、「前川容疑者の銀行口座を調べると、製造会社名がずらりと出てきた」との報道によれば、数年にわたり複数の業者と癒着していた疑惑もあり、業界の中では不正が蔓延していたことも考えられます。

大型公共工事を巡り、現職の総務企画局長が逮捕された河本建設談合贈収賄事件、浜田副議長あっせん収賄事件、ケヤキ・庭石事件などにより、相次いで市庁舎に家宅捜索が入り、本市では市職員倫理条例等、綱紀粛正を強調していた時期にもかかわらず、前川容疑者は平然と不正を行っており、今回の事件はこれまで行ってきた再発防止策だけでは足りないことを物語るものです。度重なる不祥事に市民からは「またか」「市役所は腐っている」などの声が寄せられており、市政に対する市民の信頼の失墜は著しく、今、市長の政治姿勢が厳しく問われています。

市政から汚職腐敗を一掃するためには、職員倫理の確立、不正を許さない職場づくり、とりわけ市長みずからが、組織的な政官業の癒着構造を断ち切り、汚職腐敗を許さないという厳しい姿勢を貫くことにかかっています。従って、日本共産党福岡市議団は、次のとおり申し入れるものです。


  1. 前川幾郎前港湾局計画課長が関与した収賄事件の徹底調査・解明を行い、公表すること。
  2. 内部告発、入札制度改革など実効ある再発防止策を早急に具体化すること。
  3. 市長を含め、管理監督責任を明確にし、厳正な処分を行うこと。

以上


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