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日本共産党福岡市議団の政策と活動

2001年10月9日

福岡市議会議長 稲員大三郎 殿

日本共産党福岡市議団
団 長 宮本 秀国

(議長申し入れ)

「公共工事不正再発防止等調査特別委員会」に百条権限を付与し、
浜田雅之前副議長のあっせん収賄事件を追加付議、
徹底解明することを求める申し入れ

福岡市の公共事業をめぐるあっせん収賄容疑で逮捕された浜田雅之副議長は七日、議員辞職願を提出し、稲員大三郎議長はこれを受理するとともに、辞職をただちに許可しました。

行政の監視役として、公共の利益を守り、市民の福祉向上に力を尽くすべき市会議員が、私利私欲に走り、法を犯して市職員から秘密の情報をとり、業者に教えて、その謝礼として現金を受け取るなど、政治家として断じて許されない行為です。すでに贈賄側は謝礼を支払ったことを認め、市職員も設計金額を同容疑者に漏洩したことを認めていると伝えられています。議員辞職は当然のことです。

しかしながら、これで事件を闇に葬り、うやむやにすることは絶対に許されません。同容疑者の容疑はあっせん収賄であり、しかも、福岡市の公共事業に係わっての事件です。今、河本建設談合・贈収賄事件をめぐって市議会には調査特別委員会が設置され、市当局とともに入札制度の改善や職員倫理条例の検討、また、事件の真相解明等にとりくんでいるところであり、一方では裁判も継続中です。

本市ではこれまで、業者と市幹部との平日ゴルフ事件、自民党パーティ券事件、河本建設談合・贈収賄事件、土木局部長への便宜供与事件などなど、公共事業をめぐる談合や汚職腐敗事件が相次いで発覚し、何度となく市庁舎が家宅捜索を受ける事態が続いてきました。長く続く開発優先の市政の下でつくりだされた政・官・業の構造癒着が、この根底にあることは明らかです。

今回事件もそうした数々の癒着、腐敗のまさに氷山の一角です。「ある市議は『自分も設計価格を聞き出したことはある。謝礼はパーティー券の大口購入や選挙の応援』と告白」(10月7日付「西日本」)という証言も報道されており、今や市議会そのものが問われる状況となっています。したがって、さらに他の議員の関与も含め、本市公共事業全体について、改めて総点検する必要があります。これは、決して過去の事ではありません。

日本共産党市議団は、企業団体献金を受け取らず、業界と何の腐れ縁もない清潔な党として、市民の税金を食いものにするこれらの事件の真相解明と、再発防止に全力をあげる決意を表明するとともに、稲員議長が次の措置をとられるよう、強く申し入れるものです。


  1. 「公共工事不正再発防止等調査特別委員会」に地方自治法百条の権限を付与し、浜田雅之前副議長のあっせん収賄事件を追加付議すること。
  2. 今回事件に関して浜田雅之前副議長と事件関係者、河本建設事件に係わって木山光蔵前総務企画局長、談合に関与した業者、志岐眞一元助役を喚問すること。
  3. 政治倫理条例を見直し、強化をはかること。
  4. 市政と市議会に対する市民の信頼を回復するために、あらゆる手立てを取ること。

以上


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