トップ > トピックス > 保育所に入れない子が1,122人もいるのに福岡市の待機児「ゼロ」?!

トピックス

2014年4月22日

保育所に入れない子が1,122人もいるのに
福岡市の待機児「ゼロ」?!

福岡市が4月1日に発表した「待機児童ゼロ」に、市民から疑問や不信の声があがっています。1,122人もの子どもたちが、希望する認可保育所に入れなかったのに、国と市の勝手な定義によって「待機児童ではない」とされたからです。実態とは程遠い「ゼロ」宣言は撤回して、真の待機児童解消にとりくむべきです。


入所待ちなのに「待機児童」じゃない

国の待機児童の定義によると、自宅から通園可能な範囲内に空きがあるのに「私的な理由」で希望の保育園の入所を待っている子どもは待機児童にカウントしないことになっています。

福岡市は、「通園可能な範囲」について自宅から「通常の交通手段で30分以内」「2~3キロメートル以内」と説明しています。


「バスで1時間もかかる園を紹介されても」

しかし「自宅から職場と反対方向の遠い保育所を紹介された」「バスで1時間もかかる保育所が空いていると言われた」という事例があったことが報道でも明らかになっています。

保護者からは「4月になったとたん待機児童じゃないと言われ違和感がある」「やむなく仕事を辞めた」「きょうだいで同じ保育所に申し込んだのに入れなかった」など不満の声があがっています。


問題だらけの「待機児童対策」

福岡市は認可保育所の新設をわずかにとどめ、今ある保育所に定員を超える受け入れを押しつけてきました。遊戯室や園庭が削られ保育室にされたり、250人、300人など他市では見られないマンモス園が生み出されたりしています。

マンションの一室などで乳幼児を預かる家庭的保育事業や小規模保育、幼稚園での長時間保育なども含めて、保育の質の低下が心配されています。


「詰め込み」やめて認可保育所を増やせ

高島市長は「待機児童がゼロになった」と自慢げですが、これで市長公約が実現されたなどと言えるはずがありません。

真の待機児童解消のためには、これまで日本共産党が要求してきたように、市有地無償貸与を復活させ、適正規模の保育所を新設で大幅に増やす必要があります。


日本共産党福岡市議団は福岡市の待機児童問題についてさらに調査し、追及していきます。
市民のみなさんからの告発、ご意見、ご要望をお寄せください。


>>> 「トピックス」一覧に戻る

PageTop