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2013年4月18日

市立幼稚園の保護者が教育長に要請「廃園やめて」

市立幼稚園の保護者が教育長に要請「廃園やめて」

2013年4月18日、市議会棟で、高島市長が「行財政改革プラン」の中でうちだした市立幼稚園の全廃計画について、全市の市立幼稚園保護者有志10人が、市立園の存続を求めて教育長と初めての直接面談をおこないました。面談には、日本共産党の中山いくみ市議も同席しました。

市教育委員会が説明し、質疑応答。教育長からは8月頃をめどに方向性を決める旨の発言がありました。

そのあと、保護者から一言ずつ今の思いを発言。「地域との交流がこれほど盛んなのは、公立園ならでは」「オプションや別料金での早期教育が流行る中で、遊びを中心にしたゆったりとした教育を進めてくれている」「初めは経済的理由で、住んでいる区の外にある今の園に通ったが、今ではここしかないと思っている」「子どもだけでなく、親も育ててもらった。親と子が向き合う時間をじっくりと確保してくれた」などの訴えが相次ぎ、全員が廃園計画の撤回を求めました。

中山市議は、「みなさんの訴えで公立園の役割がいろんな角度から明らかになった。これこそ、いま求められている幼児教育であり、それをなくすのは福岡市の教育方針にも矛盾する。教育長に廃園撤回の英断を求める」と要求しました。

酒井教育長は「市立園の役割をこんなにも高く評価していただいたことに感謝したい。今のみなさんの意見を含め、市民の意見を聞いて最終的に方向を決めたい」と述べました。


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