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2012年7月27日

少年科学文化会館に文化ホールを
請願審査で中山市議主張

2012年7月27日、福岡市議会第2委員会で「福岡市少年科学文化会館の移設等について」「文化面を充実させた少年科学文化会館の再整備について」の請願審査がおこなわれました。

現在、中央区舞鶴2丁目にある少年科学文化会館を、九大六本松跡地を候補地として移転させる方針を市は打ち出しましたが、同請願は移転に際して文化ホール機能を外さないことなどを求めるもの。日本共産党からは中山いくみ市議が審査に参加しました。

中山市議は、市側が有識者による少年科学文化会館基本構想検討委員会に対し初めから文化面での検討を除外して議論させようとしていたことを指摘。入口から異常な政策誘導があったのではないかと暴露しました。

面積の縮小や科学への特化など、市は昨年12月に市議会に対して行った報告と大きく様変わりした提案を6月議会で行いましたが、この変更が市内部の検討によって引き起こされたことが6月の中山市議の質問で明らかになっています。中山市議は今回の審査でその議事要旨を詳細に分析し、市長や財政局などの意向で文化ホール機能が切り捨てられ、「コンパクト」化、科学館への特化がすすめられたことをとりあげ、市を追及しました。

中山市議は、市が市民会館建て替えを口実に、少年科学文化会館の文化ホール切り捨てを合理化しようとしていることを批判。子どもの文化振興に市として責任を持つべきと主張し、請願の採択を主張しました。

自民・公明・民主・みらいは「財政が厳しい」などとして請願の採択には同意しませんでしたが、議論の結果、請願は継続審査となりました。


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