2012年1・2月
保育・障害者施設の労働者の対市交渉に参加しました
全国福祉保育労働組合福岡地方本部、および同福岡支部は、福岡市長にたいして、2012年度予算への要望を2011年12月におこない、2012年1月30日と2月3日に同要望にもとづく交渉を市側とおこないました。日本共産党市議団から中山いくみ市議が同席しました。日本共産党は同労働組合と1月16日に懇談をおこない、切実な要望について聞いてきました。
1月30日には、保育問題を中心に市側へ要望。「子ども・子育て新システム」に市として反対することや、待機児童の解消、国の最低基準廃止にともない市が現在検討をしている条例での基準づくりについて要望をおこなっています。また、保育士の労働条件について、フルタイムで働いている非正規職員の正規化、非正規職員の時給1200円以上の実現などを求めました。
新システムに対して市側が実施を前提にするかのような発言をおこなったのに対し、中山市議が「高島市長は公約で『反対』を表明しているのに、関係部局がそんな対応をしていいのか」とただす場面もありました。
また、2月3日の障害者問題については、障害者自立支援法施行後の障害者施設の運営についての実態調査や、福祉・介護職員の待遇改善などを求めています。