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2011年3月26日

日本共産党は「選挙自粛」にくみせず、堂々と政策を訴えます

日本共産党福岡市議団は、市議会7会派の「選挙自粛」合意について以下のコメントを発表しました。

福岡市議会7会派の「選挙自粛」合意について

2011年3月26日 日本共産党福岡市議団

報道の通り、福岡市議会の7会派は、きたる市議選において、震災被災者に配慮するなどとして、選挙カーの活動を一部自粛することを決め、記者会見しました。その内容は、朝10時までと夜6時以降は選挙カーの拡声器を使った活動を行わないというものです。

選挙とは、候補者がその実績や公約を有権者に知らせて審判をあおぐものであり、有権者にはそれを知る権利、選ぶ権利があります。日本共産党は冷静で正確な選択を妨げるこうした「自粛」にくみしません。公職選挙法に則り、朝8時から夜8時まで街頭から堂々と訴えぬきます。もちろん市民の気分、感情にそくして工夫します。

なお、一部に「共産党は候補が判断する」と報道されましたが、これは記者の質問に答えて「朝選挙カーを使うかハンドマイクかは現場の判断」と述べたものを歪めたもので、事実に反します。訂正を求めます。


延期に反対しておきながら「自粛」を言う矛盾

この「自粛」をめぐり3月23日、自民党、民主党、公明党、みらい福岡のよびかけで任意の各派代表者会議が開かれました。出席したわが党の宮本団長は「大震災の救援にすべてを傾注するため、わが党はいっせい地方選挙の全国的延期を提案し、各党に申し入れたが、自民、民主、公明が延期に反対したため、本市でも市議選が実施されることになった」と経緯を示し、実施される以上、正々堂々と選挙活動をすべきだと主張しました。さらに「自粛」を押し付けることは許されないとただしました。自民党は「あくまで会派の申し合わせであって議会の総意ではない」と明言しました。

つまり、この「自粛」には何の拘束力もないということです。選挙戦の中でわが党の候補者・陣営に対して「朝と夜は選挙カーによる活動はしないことになっている」などと妨害することは許されないことです。


市民の気分、感情にそくした選挙活動に工夫

自民党や民主党などは自粛について、「弔意やお見舞いを形にして示す」などと述べていますが、一方で自粛時間帯であってもハンドマイクは使うと報道されています。ここに現われているのは、選挙カーを使った自らの活動が市民を不快にし、気分、感情に反していることを暗に認めているものに他なりません。選挙カーで政策を何ら語らず、名前の連呼ばかりというあり方をこの際見直すべきです。わが党は政策をしっかり訴えます。訴える内容は明瞭です。それに加えて、選挙の仕方でも有権者から評価されるような選挙戦にしようではありませんか。


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