2009年2月27日
米軍イージス艦プレブルの博多港入港に抗議
米海軍イージスミサイル駆逐艦プレブル(アーレイ・バーク級)が2月27日、博多港に入港し、箱崎5岸に着岸しました(3月3日まで)。
この駆逐艦は原子力空母ステニス打撃群の一艦。核・非核両用のトマホークを装備する核兵器搭載艦で、劣化ウラン弾も常備しているといいます。
博多港の米軍艦入港は昨年2月のプリンストン、7月のグリッドレイ、11月のカーティス・ウィルバーに続き、1年間で4回め。米軍による博多港の軍事利用が拡大されつつあります。港湾管理責任者の吉田市長が繰り返し米艦入港を許可したことは、市民の平和の願いに反するもので重大です。
「米海軍イージスミサイル駆逐艦プレブルの博多港入港反対緊急抗議集会」(米艦船入港反対共闘会議主催)が27日、現地で開かれました。日本共産党市議団も参加し、労働組合や平和団体とともに「核兵器搭載艦プレブルは博多港から出て行け」「市長は憲法9条、港湾条例を守れ」とシュプレヒコールをあげました。
これに先立ち、米艦船入港反対共闘会議は19日、市長に対し、米艦入港を許可しないよう求める申入れを行いました。ひえじま俊和市議も同席し、入港を容認する市の態度を批判し、改めるよう要求しました。