2009年2月4日
景気・雇用に関する現状と福岡市の対応について
景気・雇用に関する現状と福岡市の対応について日本共産党福岡市議団は、急激な景気悪化と大量解雇などに関する緊急対応を福岡市に申し入れましたが、引き続き状況と市の対応などの調査活動にとりくんでいます(1月20日現在)。
● 「福岡市緊急経済対策本部」の所管事務に「雇用」を追加。
● 雇用創出環境美化、資料整理・データベース化、アンケート調査、区役所サービス向上などの事業で120人程度の雇用。事業費3000万円。
● 内定取り消し18名 (経済振興局が市内11大学から聞き取り調査12/22)
● 就職支援今春卒業予定者で内定取り消しなどで就職が決まっていない学生を対象に、2月2、3日の会社合同説明会に「緊急採用コーナー」を設置。73社。
● 生活保護年末年始にかけて保護相談120件、申請43件。
● 離職者緊急支援つなぎ資金対象者:ハローワークの「就職安定資金」又は社会福祉協議会の「離職者支援資金」の貸付を申し込んだ人で交付されるまでの間。貸付限度額:5万円。相談窓口:福岡市社会福祉協議会
● 市営住宅解雇され住居を失った人を対象に10戸確保。35件の相談あり。いずれも条件が合わずに、入居者いまだゼロ。
● 雇用促進住宅市内で154戸が提供され、これまでに37戸に入居済み。相談、申込みはハローワークにて。
● 緊急一時避難所市が一部財政負担をして、NPO「すまいの会」の事業で20人分あり。相談窓口は電話451-6077
● ホームレス支援ひえじま市議が支援団体「おにぎりの会」などから若い人の増加、資金不足などの状況を聞き取り。
● 中小企業向け特別相談窓口(10/30〜)相談件数15,534件 セーフティネット認定件数5,755件
● 福岡市不況対策特別資金(特例枠)対象業種698業種 融資枠600億円(さらに拡大を検討中) 融資実績11月〜12月 2,136件 543億700万円
● 仕事おこし「公共事業における地場中小企業支援措置」(1/13〜)
年度内工事の早期発注、新年度予定工事の前倒し発注、分離分割発注による受注機会の増大など。学校耐震工事も前倒し実施へ見直し。
みなさんからの情報提供もお待ちしています。