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2007年11月2日

市立病院存続を求める請願 継続に

「市立病院を存続させる会」が提出した「市立病院の統廃合・人工島への移転の中止と存続を求める」請願署名の審査が、2日福岡市議会第一委員会で行われました。審議の中で日本共産党の中山いくみ市議は「こども病院を利用する子どもたちと家族の圧倒的多数が現地での存続を望んでいる。市は市民の声に答え、人工島事業の破たん救済のための病院移転はやめるべき」と述べました。ひえじま俊和市議は、市民病院の民営化方針を批判し、市立病院の存続を強く求めました。

市は「市立病院統合移転事業」の市民意見募集で、反対意見が圧倒的に多かったことを認めたものの、「こども病院の現地建て替えは困難」「市直営がいいとはかぎらない」などと人工島移転と民営化に固執しました。

共産、ネット、社民は請願採択に賛成。自民、公明、民主、みらいが反対したものの不採択にはできず、継続審査となりました。

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