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政策と活動|特集

しんぶん赤旗 2004年11月3日

交差点の信号改善したよ 党支部と住民が署名集め陳情
事故防止へ 町内会長「喜んでいます」

堅粕信号

福岡市博多区で交通事故が多発している交差点の信号機がこのほど改善されました。住民の要求をとりあげた日本共産党堅粕支部と住民との運動が実ったものです。

党堅粕支部は、堅粕・東光校区を活動地域にしています。昨年のいっせい地方選後、支部長の大嶋久代さん(48)を中心に支部の「政策と計画」を論議するなかで、住民の要求を取り上げ、その実現にむけて先頭に立つことを決めました。

事故多発でも点滅信号だけ

その最初にとりあげたのが、東光校区にある交差点の信号機改善問題です。みんなで地域の要求をだしあっているとき、支部委員の浦照明さん(30)が「自分の住む上牟田県住そばの交差点で交通事故が多発している。子どもたちや障害者が安全に渡れるように改善したい。ぜひ支部でとりあげてほしい」と発言したものです。浦さんは障害をもっていますが、車いすで支部の行動にも積極的に参加しています。

この交差点は、筑紫通り・山王方面から国道3号への抜け道と交差しており、見通しも悪いのに点滅信号しかないため、交通事故が多発していました。このため地域の町内会連合会も数年前から行政に改善をもとめていたものです。

支部はさっそく「堅粕・東光校区の生活安全と福祉を守る会」を結成し、浦さんが代表になりました。比江嶋俊和福岡市議の援助もうけて陳情書をつくり、賛同署名運動にもとりくみました。署名運動には2つの町内会の会長が町内に回覧で署名簿をまわし協力してくれました。となりの堅粕校区に住む党員も知人や近所から署名を集め、1ヵ月半で730人の署名が集まりました。

車・歩行者信号 横断歩道も設置

昨年夏には、支部の人たちだけでなく、町内会長も加わって、署名簿をたずさえて博多警察署と博多区役所に陳情しました。その粘り強い運動の結果、今秋、3色式の自動車信号、歩行者信号、横断歩道が設置されたのです。

上牟田団地町内会長樋口博之さん(72)は「この交差点ではうちの団地の人も数年前に事故でなくなっています。とにかく事故が多くて、夜中に車がぶつかる大きな音がして『あ、また事故だ』ということがたびたびありました。連合会でも数年前に改善をお願いしたがとおりませんでした。今度、浦さんたちが中心になって取り組んでいただいて改善が実現し本当に喜んでいます」と話します。

支部長の大嶋さんは、「交差点近くの会社の専務さんも署名を集めてくれたそうです。集金先の読者にもありがとうとお礼をいわれます。地域のみなさんに喜んでもらえて本当に良かったです。改善を実現したいとはりきっています」と話しています。

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