2009年11月14日
「国保をよくする福岡市の会」が「元気が出る学習会」
80人参加で開催
11月14日、「国保をよくする福岡市の会」は農民会館大ホールにて「元気になる学習会」を開催しました。学習会は福岡市以外からの参加もあり、約80人が参加しました。
「引き下げても財源はある」
学習会は冒頭、憲法25条の見地から、特に皆保険制度の重要性を描いた映画「いのちの山河」ダイジェスト版の上映を行い、続いて日本共産党市議会議員の中山郁美市議より「国保財政と国保引下げの財源について」と題して、「国保をよくする会」の運動の成果と国保上乗せのカラクリや保険証取り上げの実態などを報告。「引き下げても財源はある」との力強い発言に、会場は納得の拍手が響きました。
次に千鳥橋病院医療相談室の伊規須朋子さんより「医療現場から見た国保の実態について」を報告。保険証を取り上げられ、診療を控えて病状が悪化し亡くなった方々の例を紹介した伊規須さんは「安心して病院にかかれる社会が求められている」と訴え、参加者の涙と決意を誘いました。
天神宣伝行動45人で1時間591筆
各区の参加者からは、現在の到達と学習会を受けての決意が述べられました。そして、このテンポでは目標達成はできないこと、大きなうねりを起こすことが大事だと参加者へ訴えました。
学習会終了後、賑わう天神にて宣伝行動を行い、45人の参加で1時間591筆を集めました。