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政策と活動|特集

2012年11月16日

「人工島のこども病院建設着工するな」と市民が要望

こども病院連絡会申し入れ

市民団体「こども病院の人工島移転に反対する連絡会」(石村善治代表)は11月16日、高島宗一郎市長あてに、人工島でのこども病院建設中止などを申し入れました。

日本共産党の中山いくみ、星野美恵子両市議が同席しました。

申し入れは、「1、こども病院の人工島移転は、西部地域の小児医療の空洞化をもたらすことになり、これまで保たれてきた小児医療のバランスが壊されることになります。こども病院の人工島での建設を中止し、現地か近隣での建替えを早急にすすめること。2、病床数が233床しか認められないままでは、将来の経営計画に齟齬をきたすのではないか。市の運営負担金は16億9800万円で済むのか。それ以上膨らむ場合は誰が責任をとるのか明確にしていただきたい。3、こども病院は地方独立行政法人化を止め、市の直営に戻すこと」の3点。

市長は公務で上京しているとして、秘書課長が応対しました。

参加者は「市民がこんなに反対しているのに再三の申し入れに面会もせず、12月にも着工しようとするなど許せない」「新病院の過剰な規模や地震・津波に耐えられないこと、西部地域の二次医療空白化など問題だらけなのに、一体誰が責任を取るのか」「市のパブリックコメントにいくら意見を出しても『原案通り』で無視されるので、出す気がなくなった」「ヨーロッパでは市民と行政がいっしょに考えて途中でも止めるものは止める。それが民主主義ではないか」など、怒りの声があがりました。

中山市議は市長の不誠実さを厳しく批判しました。

連絡会は11月30日までに会談と回答を求めました。課長は「市長に伝える」と述べました。


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