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政策と活動|特集

2012年10月2日

こども病院「266床」前提の計画のまま移転強行
請願審査で明らかに

10月2日に福岡市議会第2委員会でこども病院の人工島移転についての請願審査が行われました。審査は、移転の撤回や建築着工中止、移転先の再検討などを求める請願3件をあわせて行われたものです。こども病院の人工島移転に反対する連絡会の石村善治代表ら3氏が口頭陳述しました。

日本共産党の中山いくみ市議は、移転によってつくられる新病院が260床を前提にしていたが、結局市が233床の計画で着工しようとしていることをとりあげ、260床は断念したのかとただしました。

市は、県の審議会で233床までしか認められず、その後県との協議もしていないと答弁。前提が変わったため、設計規模や収支計画の見直しが必要なはずだと追及すると、市は見直しせず着工を強行する姿勢を示しました。

また、中山市議は、移転によって空白となる西部地域の小児二次医療に対応するため代わりの新たな小児科をつくることを高島市長が記者会見で「約束」した問題についても質問。

西部地域から現在こども病院の二次医療を利用している患者が年間4984人で、うち移転する新病院を利用する見込みは1195人しかなく、残りの3789人が未対応になるのに(いずれも延べ数)、「福岡市立こども病院の移転に関する小児2次医療連絡協議会」でも市医師会の内部でも具体的な検討や計画は現在まで何もないことが明らかに。高島市長の「約束」は何の保障もない「空手形」であったことが浮き彫りになりました。

中山市議は、問題だらけの計画を撤回し、現在地周辺での建て替えに切り替えるべきだとして、請願の採択を主張しました。しかし、自民・公明・民主・みらい・無所属の会が反対の立場をとり、請願は不採択となりました。


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