2011年5月31日
こども病院の人工島移転方針発表に抗議
市民団体が高島市長に申し入れ
福岡市の「こども病院の人工島移転に反対する連絡会」(石村善治代表)は5月31日、高島宗一郎市長に対し、こども病院の人工島移転の方針撤回を求める申し入れをおこないました。市民ら25人が参加しました。日本共産党の中山いくみ、星野美恵子両市議が同席しました。
会は28日に開いた市民集会で寄せられた市民の怒りや疑問の声を市長に届けることにしていたため、市長との面会を求めましたが、市長は「多忙」を理由に面会せず、秘書課長が応対しました。
石村代表は、5月24日に人工島移転を発表した市長に対して抗議を表明し、移転方針と新病院基本構想の白紙撤回、現地かその近隣での早急な建替えを要求。また市民への説明責任を果たし、市民の声が反映する機会をつくるよう市長に求め、一週間以内に回答していただきたいと述べました。
参加者からは「大震災にあった宮城県立こども病院の院長の発言をふまえれば人工島などありえない」「大事な話なのに私たちと会おうとせず、市民の声を聞こうとしない市長の態度はおかしい」などの声が出されました。