2011年1月30日
こども病院移転計画調査委員会の第1回会議が開かれる
「こども病院移転計画調査委員会」(委員長・北川正恭早稲田大学大学院公共経営研究科教授)の第1回会議が1月30日開かれました。
同委員会は、高島市長の公約「(こども病院人工島移転問題を)白紙から再検証」に沿って、前市長時代の人工島移転方針の決定過程などについて調査を行うために設置されたもの。メンバーは、医療関係者や建築、都市計画の専門家の他、患者家族の代表1名と公募・抽選による市民委員2人が入りました。
会議には多くの市民が傍聴し、またインターネットで同時中継も行われました。
日本共産党市議団は12月議会で、調査委員会について客観性と透明性を確保すること、委員会メンバーに小児科医や患者家族、市民の代表を入れることを要求していました。
会議では、現在のこども病院が老朽化・狭隘化しており早期の建て替えが求められていること、前市長時代に人工島移転が決定された過程について「人工島ありきだ」などの意見が出されました。
また当時の担当理事が検証内容に関する資料を破棄したことなど事務処理の誤りについて謝罪しました。
患者家族代表が独自の検証内容を記した資料を提出し、次回以降検討することになりました。