2009年3月1日
「問題・疑惑だらけのまま移転は許せない」
シンポジウムに会場あふれる200人超
「こども病院の人工島移転ストップ」をかかげたシンポジウム「市民の命を守る市立病院の役割ってなに〜こども病院を守るために私たちにできること〜」が3月1日、あいれふ10階大講堂で開かれました。主催は「こども病院の人工島移転に反対する連絡会」。200人を超える市民が詰めかけ会場から溢れました。
市の病院事業運営審議会委員も務める日本共産党の中山いくみ市議が、市議会での状況などについて発言しました。市長の公約違反、「検証」を偽装した問題、ゼネコンからヒアリングしたという現地建て替え試算の1.5倍問題、公文書破棄などについて詳しく報告。市が計画している地方独立行政法人化とPFI導入の問題点についても述べ、「人工島移転を前提にした新病院基本構想を撤回させるためがんばります」と語りました。
シンポジウムでは、石村善治代表が主催者あいさつ。「こども病院の人工島移転撤回を求める市民会議」の羽田野節夫代表が連帯あいさつ。その後、小児科医師の正木公子さん、中山市議、福岡自治労連の懸谷一さん、中央区連絡会の福田光子さんが発言しました。最後に決議を採択しました。