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政策と活動|特集

しんぶん赤旗 2003年2月24日

市議団のとりくみ

ケヤキ疑惑、予算案など党市議団が市政懇談会

日本共産党福岡市議団は2月21日、同市の2003年度予算案の審議を前に都久志会館で市政懇談会を開き、この間の議会活動を報告するとともに、集まった市民から要望を聞きました。

市政問題の報告をした宮本秀国団長は、03年度予算案について「市民の暮らしにかかわる分野は削減し、開発部門には手厚いというのが特徴だ」と指摘。人工島開発に過去最高の347億円を計上する一方で、教育予算が一般会計に占める割合が過去最高の7.7%にまで落ち込んだことなどを告発しました。

一方、党市議団と市民との共同で、保育所の新設や介護保険の減免制度を勝ち取ってきたことを紹介。ケヤキ・庭石問題でも、党市議団の総力をあげた追及のなかで、調査に強制力のある百条委員会が設置され、24日午前10時から開かれることになったと報告しました。

会場からの発言では、生活保護の申請をはばもうとする市の冷たい態度などが生々しく話され、党市議は、「だれでも自由に生活保護の申請ができるように、福祉事務所の窓口に、申請書や『生活保護のしおり』を置くよう引き続き求めていきたい」とこたえていました。

「許さんばいケヤキ・庭石疑惑!徹底究明の会」事務局の古賀渉さんは、「近くおこなわれる住民監査請求の請求人になってほしい」とのべ、同会が26日夜に開く集会への参加を呼びかけました。

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