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政策と活動|特集

しんぶん赤旗 2003年2月24日

市議団のとりくみ

福岡市議会ケヤキ・庭石特別委 傍聴者“疑惑深まった”
渦中の西田氏ら招致 原田議員が質問

原田市議が質問

福岡市議会の公共工事不正再発防止及びケヤキ・庭石購入等調査特別委員会が13日、疑惑の渦中にある西田藤二・元市議、市岐真一・前博多港開発(株)社長らを参考人招致して開かれ、日本共産党原田祥一議員が質問に立ちました。

西田元市議は、約10億円をかけたケヤキ・庭石の購入への自らの関連会社の関与は認めたものの、3億円とも見られる転売益については「数字はわかりません」と答え、中間業者として参入できた理由については「自分ではかかわっておらず、わからない」などとのべました。

原田議員が関連会社の決算資料にある7500万円の貸付金について「(西田氏の)選挙資金になったのではないか」とただしたのにたいし、「選挙資金には回っていない」とのべました。傍聴した市民から「言葉とは逆に、ますます疑惑が深まった」との声が上がりました。

また、市にたいし、志岐氏を含む博多港開発の取締役らを特別背任罪で告発する考えはないかと質問。山崎市長は「事実関係をはっきりさせ、その段階で検討したい」とのべました。

原田議員は最後に、特別委員会への百条調査権限の付与と西田氏の証人喚問を求め、さらに購入にかかわった大成産業、一ツ葉技研と荒獄庭石、さらに海浜公園振興(株)など西田氏の関連会社の代表の出席を検討するよう委員長に求めました。

運営理事会を受けて次回の24日は百条委員会として開会する予定です。日本共産党福岡市議会館で市政懇談会を開催します。

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