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しんぶん赤旗 2003年7月21日

豪雨被害調査 99年の教訓生かされたか

九州を襲った集中豪雨による水害被害の調査をおこなうため、日本共産党調査団が20日、福岡県内各地を視察しました。調査団には、団長の小沢和秋衆院議員、副団長の仁比そうへい衆院比例候補のほか、津野豊臣参院福岡選挙区候補、福岡県議団、福岡市議団らが参加しました。

福岡市内では、19日未明の豪雨で御笠川がはんらんし、JR博多駅が冠水しました。調査団は、1999年6月の集中豪雨でも、御笠川がはんらんしており、4年前の教訓が生かされていたのかなど、聞き取りをおこないました。

福岡市の危機対策室の泉正彦防災課長は、「99年の水害を受け、御笠川を河川激甚災害対策特別緊急事業に指定し、河川の改修をおこなってきた」と説明。しかし、今年度完成予定の改修事業は用地買収の遅れなどから完成が来年度以降に大きくずれ込む見込みといいます。泉防災対策課長は、「集中豪雨が、もし満潮と重なっていたら、被害はさらに大きくなったのではないか」と話しました。

19日未明から8時間にわたって停電したJR博多駅では、町孝駅長が「停電により、切符の販売、放送が一切できなくなり、駅としての機能が失われた」と述べたうえで、「御笠川の河川改修を早く完了してほしい」と、行政側の浸水対策を要望しました。

福岡市営地下鉄博多駅では、福岡市交通局の谷山昭総務部長が「約1万トンの水が駅構内に流れ込んだ」と被害状況を説明。「99年の水害の教訓から、地上連絡通路・16ヵ所に止水板を設置したが、今回は隣接する駅ビルからの流水であり、防ぎようがなかった」と述べました。福岡市交通局の鶴昭彦理事は、「今後、駅周辺のビル管理者との水害対策にたいする連携を強化していくことで、再発防止につとめたい」としています。

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