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政策と活動|特集

しんぶん赤旗 2002年1月12日

地下鉄工事汚職、「念書」事件、アルミ盗難事件などで
市に徹底解明を要求

福岡市で地下鉄工事汚職疑惑、市保健福祉局長の「念書事件」、回収アルミ廃材の大量盗難事件が相次いで発覚した問題で、日本共産党福岡市議団(宮本秀国団長)は1月10日、山崎広太郎市長に対し、早期の徹底解明と公表、地下鉄工事で口利きなど不正がないか、発注から下請工事参入まで緊急に総点検するよう申し入れました。

地下鉄工事汚職疑惑は、元市交通局幹部が96年当時、下請け工事参入の口利きの見返りとして、業者から1500万円の現金を受け取ったと報道されたもの。「念書事件」は、市保健福祉局長が民間保育園の副園長に来年の市議選に立候補しないとの念書の提出を要求し、これに現職市議の関与があったとされるものです。

「申し入れ書」は、一連の事件の根底に開発優先の市政のもとで生み出された政官業の構造的癒着があると指摘。河本建設談合・贈収賄事件(公判中)で国会議員秘書、元市局長、松本組元副社長、九電元副社長などが関わり、あっせん収賄事件で起訴された副議長など、重層的になっている点を強調しています。

党市議団は同日、これらの問題に関する第二委員会の緊急開催を申し入れました。

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