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政策と活動|特集

しんぶん赤旗 2002年5月8日

保育所入所待ち児童 福岡市内昨年の1.6倍

保育所に入れないでいる、福岡市の待機児が七百八十一人(四月一日現在)で昨年の一・六倍になっていることがわかりました。

保育所新設を盛り込んだ最終報告素案を議論した福岡市児童福祉審議会(四月二十五日)で明らかになったもの。

「素案」は、既存保育所の増築や定員増などによる待機児解消策は限界に達しているとし、待機児が集中する地域には新設も含めて整備をおこなうことを求めています。

とくに、保育需要が高い地区として、和白・三苫、那珂・板付、老司・花畑、長尾・片江・堤、有田・田村、姪浜・内浜・下山門の各地区を指摘しています。

また、認可基準を満たす認可外保育所については、「認可を行うのが望ましい」としています。

審議委員の綿貫英彦福岡市議(日本共産党)は、保育所不足のために在園児を追い出している市の対応を批判し、待機児を受け入れられるよう直ちに新設にとりかかることを要求しました。

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