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政策と活動|特集

しんぶん赤旗 2002年5月20日

福岡ドーム馬券売り場問題
荒尾競馬組合に断念要請

佐賀県、荒尾市、岩手県の三競馬組合が福岡ドーム(福岡市中央区)に場外馬券売り場設置を計画している問題で、日本共産党福岡市議団は党衆院九州・沖縄ブロック事務所とともに十七日、熊本県荒尾市の荒尾競馬組合を訪れ、断念の申し入れをしました。これは先月の岩手県競馬組合に続き行われたもの。

宮本秀国、星野美恵子両福岡市議、中山いくみ、熊谷敦子両市議候補らが参加。反対連絡会の諸岡敬一郎代表、小川尭利党荒尾市議が同席しました。

星野議員らは「住民のほとんどが計画を知らされず、合意したとされる五校区の自治会連合会のうち二校区が撤回を表明している。地元合意の実体がないのは明らか」「文教施設が多く、青少年の憩いの場にもなっている」などと設置申請手続きなどの経過を問いただし、断念を要請しました。同競馬組合の西谷和彦事務局長は「商業地域ということで進めた。十万人の署名を集めたというが、反対、賛成派が集めだしたらきりがない。競馬産業そのものが否定されている」などと住民の反対運動をゆがめて疑問視、あくまですすめる姿勢を示しました。

一方で、「自治会連合会長に押印をもらっただけで、地元住民になんら説明もやっていないのはどういうことか」との指摘には、まともに回答することができませんでした。

今後の設置について三競馬組合で協議中としましたが、施設貸主の福岡ドームの判断次第では断念がありうることが明らかになりました。

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