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議会報告

2019年予算議会

性的マイノリティ、ヘイトスピーチ、JR筑肥線について質問

2019年3月11日 熊谷敦子市議の総会質疑

熊谷敦子議員

2019年3月11日の条例予算特別委員会総会で、日本共産党の熊谷敦子市議が、LGBT(性的マイノリティ)、ヘイトスピーチ、JR筑肥線について質問しました。

性的マイノリティについては、熊谷市議の質問によって相談事業が月2回程度しかないこと、差別についての実態調査も行われていないこと、啓発リーフレットも150万市民に対して5000部しか活用されていないことが明らかになりました。その上で、性的マイノリティへの差別を禁じ、企業などへの指導・勧告が行える条例の制定を求めました。

福岡市内で行われているヘイトスピーチについて、市側がヘイトスピーチと認定しておらず、そのための確認の努力もしていないことが質問でわかりました。そして、市民局長はヘイトスピーチについて「関係条例に照らし個別具体的、総合的に判断する」というだけで、明らかにヘイトスピーチがあった場合でも公共施設利用を許可するという趣旨の答弁をしました。市長は初めに「ヘイトスピーチを許さない」という立場を表明したものの、実際には野放しになっている実態が質問を通じて浮き彫りになりました。

熊谷市議は、他の自治体では公共施設についての利用制限のガイドラインをつくっていることを示して、ヘイトスピーチを許さない宣言、公共施設の利用制限などを盛り込んだ規制条例の制定を迫りましたが、市長は応じませんでした。

この他、JR筑肥線と市営地下鉄の乗継割引について、東区の西鉄貝塚線の乗継割引と比較を行い、住民からのアンケートの声も紹介しながら、筑肥線沿線利用者についても割引拡大を求めました。


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