2019年予算議会
人工島、博多港大改造計画、博多コネクティッド、ロープウエー問題を追及
2019年3月8日 星野美恵子市議の総会質疑
日本共産党の星野美恵子市議は、2019年3月8日、条例予算特別委員会総会で質問し、人工島事業、博多港の大改造計画、博多コネクティッド構想、ロープウエー計画についてただしました。
人工島事業は当時の市長が「一円も税金を使わない」と大言壮語したのに、埋立総額の2割にあたる765億円を一般会計から支出している実態を暴露し、これ以上の無駄な税金投入をやめるよう求めました。
また、箱崎ふ頭を埋め立てて須崎埠頭の物流機能を移転することにより、財界がさらなる大開発を狙っていること突きつけ、その埋立の仕事を博多港開発に担わせようとしていることを暴きました。その上で、こうした博多港の大改造計画をやめるよう迫りました。「天神ビッグバン」の博多版ともいうべき「博多コネクティッド」構想についても大企業だけが受益して中小業者の追い出しにつながるとして、計画の中止を要求しました。
ロープウエー計画については、「市政だより」に載せたロープウエーの「対風速能力」が高いことを示すはずの数字は、実は運行停止の基準と構造物の基準とを混ぜたデタラメな数字であると批判。計画の中止を迫りました。市長はロープウエー計画について「実現の可能性を探る材料を集めていきたい」と述べました。