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議会報告

2017年6月議会

空港出資再議で市長が議会に圧力をかけた問題、
地下鉄陥没事故の市の責任を追及、
大名小跡地利用は住民との約束守れ

2017年6月14日 星野美恵子市議の一般質問

星野美恵子議員

日本共産党の星野美恵子市議は6月14日の一般質問で、4月の空港出資再議議会で高島市長や副市長が議員に圧力をかけた件について質問しました。3月議会で議員提案の「空港出資条例案」が可決した時点で賛成議員数は3分の2を占めており、市長が拒否権を発動して再議に付しても再可決されるはずでしたが、4月の議会で自民党の1人が反対に回ったため否決されました。その際、市長サイドが複数の議員に翻意を迫るなど圧力をかけたことが第3委員会の質疑で明らかになり、市長に出席と説明を求めたものの拒否したため議会が深夜にまで及ぶ異常事態となりました。

星野市議は、働きかけを受けた議員の証言を一つひとつ示して、市長と副市長に「どのような働きかけをしたのか」と質問しました。中園副市長は「議員2人に説明したが、脅しではない」、荒瀬副市長は「働きかけではないが、3人に会い説明した」と答弁。高島市長は「働きかけはしていない」と述べ、副市長に対して指示したことも、報告を受けたこともないと否定しました。星野市議は「そんなことはありえない。ないというならなぜ第3委員会に説明に来なかったのか」と追及、「独断専行、議会無視は許されない」と謝罪を要求しましたが、市長は「圧力をかけたことはない。出席の必要性を判断できなかった」と苦しい答弁を繰り返すしかありませんでした。


また、地下鉄七隈線延伸工事の博多駅前道路陥没事故問題について、星野市議は国の第3者委員会の報告書を示して、地盤の強度不足を認識しながら適切な工事変更をしなかったこと、地盤を掘削しコンクリートで固め進めていくナトム工法を採用しながら、最も重要な止水対策を万全に行わず、トンネル全体をより深くする設計変更もしなかったことなど、市と大成建設JVによる安全軽視の工事が原因だったと指摘しました。別のゼネコンが「工事原価が予定価格を超過した」ことを理由に入札を辞退したことが明らかになり、星野市議は「予算の制約で、必要な安全対策ができなかったのではないか。市の責任は重大だ」と追及しました。

阿部交通事業管理者は「工法選択は経済性だけではない。安全第一で進めてきたが結果として事故を防げず反省すべき点はある」と答弁しました。

星野市議は工事再開を急ぐべきではなく、事故検証を十分に行い、市民の納得を最優先するよう求めました。


また、大名小学校跡地利用について、星野市議は、70年という他に例のない長期間で民間営利企業に借地として貸し出す計画をやめ、保育所や特別養護老人ホームなど公的活用を行い、地域住民との約束通り市が維持管理する運動場としての広場の整備を急ぐよう要求しました。


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