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議会報告

2015年予算議会

市長の「政治とカネ」問題などをただす

2015年3月12日 中山いくみ市議の総会質疑

中山いくみ市議

日本共産党の中山いくみ市議は2015年3月12日の市議会条例予算特別委員会総会で質問にたち、髙島市長の「政治とカネ」の問題などをただしました。

質問で2011〜2013年度に政治資金パーティを5回開き6,210万5,000円、それと別に「九州・アジア未来塾」を7回開き1,222万円を得ていることが明らかになりました。この「塾」には、以下の会社の肩書きをもつ幹部が参加しているとの情報があると中山市議は指摘しました。


株式会社麻生新こども病院のPFI事業に医療アドバイザーとして参加。第一給食センターのPFIなどにも参加。
株式会社九電工新こども病院のPFIなどで市から発注を受ける。
株式会社福住中央保育園のラブホテル街移転をめぐり土地を転売して1億3千万円の利益を得た。
BBDO J WESTカワイイ区事業を受注(契約金額2273万円)。
JTBコミュニケーションズ九州プロモーション関連など10事業の委託を受けながら市の総合計画審議委員にも。

市長は、「未来塾」にこれらの幹部が参加したかどうかについては、「具体的な企業・個人名の公表は控える」として否定しませんでした。

中山市議は、市から発注を受けている企業が市長の政治資金を出すのは、税金の還流であり、政治倫理条例にてらして極めて問題ではないかと追及しましたが、市長はパーティで資金を得ることについては「企業・団体献金ではない」「寄附ではなく対価だ」として「問題ない」と強弁。「未来塾」に幹部が参加し資金提供している企業が市の受注企業かどうかは「承知してない」とする重大な答弁を行いました。

さらに、新聞などで「出資法違反 金融商品取引会社従業員に有罪判決」と報じられた「プレシャスインベストメント」という会社から「未来塾」への参加がなかったかをただしましたが、市長は明らかにしませんでした。中山市議は「自ら関係を明らかにせよ」と警告しました。

中山市議は、この他、市長の出張問題を追及しました。

また、早良区地域交流センターについても早期整備を要求。候補地となっているUR四箇田団地の住民を追い出すことにならないよう求めるとともに、計画段階からの住民の参加、交通アクセスの問題をふくめた住民要望の反映を提案しました。市長は「早期整備が必要。1日も早く開館できるようスピード感をもってとりくむ」と答弁しました。

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