議会報告

2011年度決算特別委員会(2012年10月)

買い物難民対策など商店街支援、九大箱崎跡地、千早駅前施設について質問

2012年10月10日 綿貫英彦市議の質問

綿貫英彦市議の質問

10月10日、日本共産党の綿貫英彦市議は、福岡市議会の2011年度決算特別委員会で、商店街振興、千早駅前の公共施設、箱崎九大跡地の利用について質問しました。

綿貫市議の質問で、この10年間で市内商店数が4割も減っているにもかかわらず、市の商店街支援策の活用は非常に少ないことが明らかに。綿貫市議は、商店街からの聞き取りをもとに、市の制度が使いづらいことを指摘し、市が空き店舗を借り上げて新規出店者を支援したり、魅力のある個店づくりの補助額をもっと引き上げることなどを提案しました。

綿貫市議は、高齢などで買い物が困難になっているいわゆる「買い物難民」について質問し、市が調査もしていない事実が判明。買い物に困る高齢者の切実な声をつきつけ、自治会が中心になって地域商店と結んで団地内で移動販売所「青空市」を開いている東区・高須磨団地の事例を紹介しました。市は「盛況」だと認め、綿貫市議はこのようなとりくみこそ支援すべきではないかとただすと、経済観光文化局長は「庁内で検討する」と答弁しました。

九大箱崎キャンパス跡地問題では、箱崎中学の移転、総合研究博物館、研究機能を備えた総合環境・防災ステーションなど地元住民組織の要望を反映した計画にせよと要求。高島市長は首都機能バックアップ(大災害で国会や中央省庁がマヒした際にその機能を緊急代替をする予備地)として財界の意をうけて福岡市を売り込み、箱崎九大跡地をその候補地としてあげています。綿貫市議は、もし誘致されたら地元の提案などまったく実現できないではないかと追及しました。総務企画局長は「そんなに大きなものにはならない」などと根拠のない無責任な答弁をしました。市長は地元の要望案を「ありがたい」としながら、「それだけで決まるものではない」などと答えました。

香椎副都心(千早駅前)の公共施設については、子どもが自由に使える遊び場や高齢者施設など地域の声をきちんと反映させよと求めました。

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