トップ > 議会報告 > 2012年6月議会> 6月議会を終えて

議会報告

2012年6月議会

6月議会を終えて

2012年6月28日 日本共産党福岡市議団

福岡市の6月議会が28日閉会しました。日本共産党は市民要求の実現に全力をあげて奮闘しました。


消費税増税反対の意見書を提案 ~民自公が否決

今議会は、消費税増税法案の強行可決という国会情勢の激動の中で行われました。日本共産党市議団は全国の増税反対の世論と運動に呼応して、「消費税増税関連法案の廃案を求める意見書」を提案しました。これは、民自公3党談合による議会制民主主義の蹂躙と民主党の公約違反に抗議し、市民の怒りの声を国政に届けるものです。これに対し、自民、公明、民主各党は市民の声を顧みず「党の方針だから」と反対し、みらい福岡も反対したため否決されました。わが党は意見書の賛成討論で増税勢力を厳しく批判するとともに、増税に頼らない社会保障の充実と財政危機打開の提案を示して攻勢的に論戦しました。参院での廃案にむけたたたかいにみなさんといっしょにさらにがんばります。


博多港大改造プロジェクトにつながる補正予算に反対

6月議会に提出された議案のうち、必要性も緊急性もない箱崎ふ頭の再整備事業に関する7億円余の補正予算案に反対しました。これは、貨物船の増加の見込みがないのに、博多港の物流を箱崎ふ頭と人工島に集約するという「博多港長期構想」の先取りとして実施されているものです。長期構想は、①都心に近い中央・博多・須崎各ふ頭から物流関係を取り払い集客施設や公園などにつくりかえる、②ふ頭エリアと天神・博多駅とを結ぶ幹線道路整備や路面電車導入、③人工島と箱崎ふ頭では新たな埋め立て、など大改造しようというものです。市長は財政負担を明らかにしませんでしたが、数千億から1兆円規模になるのは必至です。「アジアのリーダー都市、稼げる都市」などといって、時代錯誤で無謀な巨大開発プロジェクトに突き進むのは許されません。

また、六本松九大跡地中の北側ゾーンに高さ60メートル超の高層ビル建設を可能にする条例改正に反対しました。少年科学文化会館について六本松九大跡地を候補地とするものの文化ホールを外し「科学館」とするとの構想案が報告されました。文化ホールを備えた少年科学文化会館の移設の実現へ住民と力をあわせ今後もがんばります。


危険な通学路が1,731箇所も。早急な安全対策の強化を要求

一般質問では、通学路の安全対策、学校トイレ不足解消、高すぎる国保料の引き下げ、小学校給食調理の民間委託中止、フリークライミング施設整備など、市民から寄せられている要望を取り上げ、その実現を迫りました。

福岡市内でも通学路における子どもの交通事故が5年間で43件起きています。わが党の質問によって初めて市教育委員会は通学路の危険箇所が1,731もあることを明らかにしました。実際に事故が起きている場所も含め、市教委が責任を持って関係機関や住民と協議し早急に改善するよう要求しました。教育長は「早期改善へむけ調整していく」と答弁しました。わが党市議団は国に対して通学路の安全施設整備の財政措置拡充を求める意見書を提案し、全会一致で可決されました。

また、保護者にほとんど知らされないまま9月から強行されようとしている小学校6校での給食調理業務の民間委託は安全でおいしい給食をおびやかし、また調理員のリストラなどで経費削減を狙うものであり、直営存続を要求しました。


国保料引き上げは公約違反。特別繰入を増やして引き下げを

今年度の国保料は標準的所得世帯で約4千円引き上げの43万円となっています。引き上げの原因は一般会計からの特別繰入れを大幅にカットしたからだということがわが党の質問によって明らかになりました。市長の公約違反を追及するとともに、予算措置して引き下げるよう強く要求しました。

また市職員に対するいわゆる「禁酒令」の人権侵害、飲食業など経済的影響をただし、不祥事根絶のためにも職場環境改善を求めました。いまだ続けられている解同への補助金を全廃するよう迫りました。

日本共産党市議団は市民要求実現と市政チェックの役割を果たして引き続きがんばります。


>>>「2012年6月議会」トップへ戻る

>>>「議会報告」一覧ページへ戻る

PageTop