トップ > 議会報告 > 2012年12月議会> 保育所基準、市の総合計画、職員給与削減をただす

議会報告

2012年12月議会

保育所基準、市の総合計画、職員給与削減をただす

2012年12月13日 中山いくみ市議の議案質疑

2012年12月13日から福岡市議会が始まり、日本共産党からは中山いくみ市議が議案質疑に立ち、保育所基準、市の総合計画、職員給与引き下げなどについてただしました。


保育所などの基準について市が新しく定める条例議案は、国が定めていた最低基準を投げ捨てる法律改定にともなうものです。

中山市議は、現場の保育士などから実態や声を聞き取ってきました。「0歳児3人を1人で見ることになっているが、1人を抱っこすれば2人はほったらかしにせざるを得ない」「7時から8時半まで1~2歳児十数人を1人で見る時間帯がある。事故が起きないように神経をすり減らしている」「ほぼフルタイムで働いているが、パート扱いで月10万円、これで独り暮らしなのでほしい服もまともに買えない。風邪をひいても病院にいけず、かといって収入が減るので仕事も休めない」など深刻な実態を紹介しました。

そのうえで、中山市議は、保育士の配置基準・面積基準を改善するよう求め、保育士確保のためにも賃上げなど待遇改善を迫りました。

高島市長は「国と同様の基準」などと答え、現場の実態については「保育の質を高めることは国に対し要望していく」とのべるだけで、市独自に現場の声に応える手だてをとる意思も能力もないことをあらわにしました。


また、25年ぶりにさだめられる市の基本構想、それにもとづいて10年ごとに策定される基本計画の議案について、高島市長が従来通りの「アジアの拠点都市」を目標にかかげている問題について追及。これについて中山市議は25年間の総括を求めましたが、市は「活力を高めてきた」などと無反省な態度を示したため、市民所得・市内総生産・税収などがのびていない事実をつきつけました。また、無謀な開発によって増えたのは借金だけでそのツケを市民に「行革」として押しつけるのは許されないと述べました。

中山市議は「市民を犠牲にし、本市の財政を破たんさせる呼び込み型・開発型の今回基本構想並びに基本計画は撤回して内需拡大、くらし応援路線へと抜本的に見直すべきだ」と追及しましたが、高島市長は「アジアのリーダー都市を目指す」などと無反省な態度を示しました。

この他、中山市議は市職員給与の引き下げをやめるよう市長に求めました。


以上


>>>「2012年12月議会」トップへ戻る

>>>「議会報告」一覧ページへ戻る

PageTop