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議会報告

2011年6月議会

国保料引き下げ実現
29万署名と共産党の論戦の力

2011年6月17日 熊谷敦子市議の議案質疑

 

6月17日、福岡市議会で日本共産党の熊谷敦子市議が議案質疑に立ちました。

2011年度の国民健康保険料の引き下げが実現し、熊谷市議はさらなる引き下げを要求。また、東日本大震災をうけて福岡の中小業者への支援策についてもただしました。


熊谷敦子市議が市長にせまる

一般会計繰入ふやしてさらに引き下げよ

29万筆の署名や議会論戦の力で、年所得200万円の3人世帯で年約1万円の国保料引き下げが実現しました。

一方、賦課限度額(国保料の上限)が77万円(介護分ふくむ)に引き上げられました。

熊谷市議は、3人世帯の場合、他都市では年所得800万円以上でないと上限額が適用されないのに、福岡市では年所得500万円前後であたかも高額所得者であるかのように適用される不公平を指摘。こうしたやり方ではなく一般会計のさらなる繰入で対応すべきではないかとただしました。

市長は「他市や国の動向をみて検討する」とのべるにとどまりました。


住宅リフォーム助成は居住環境向上に役立つ

東日本大震災の影響を受けた市内中小企業に対する新たな融資制度をつくる補正予算が成立しました。

熊谷市議は、対象の範囲をせばめず、影響をうけたすべての中小業者が融資をうけられるよう提案。「使いやすい制度になっている」と市は答えました。

また、住宅リフォーム助成は市が自らかかげる政策目標や「居住環境の向上」に役立ち、政府も限定をもうけず住宅リフォームにポイントをつける方向になったことを指摘。同助成の導入をせまりました。

市側は居住環境の向上に役立つかどうかは明確に答弁せず、市長は制度の導入を「特定の業種だけを支援することはふさわしくない」と拒みました。

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