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2011年12月議会
市長の政治資金パーティー違法性ただす
2011年12月14日 中山いくみ市議
12月14日の福岡市議会で、日本共産党の中山いくみ市議は、11月に開かれた高島宗一郎市長の政治資金パーティーの問題などについてただしました。
中山市議の質問で、このパーティーが1000人の参加に対し5000枚もの券を印刷した事実が明らかに。「九電会長はじめ九州財界人が呼びかけ、財界丸抱え。券販売も企業の買い取りなどがあるのではないか」とただしましたが、副市長は「券の販売先の答弁はひかえる」と答えるなど、実態隠しの姿勢に終始しました。
また、政治資金規正法では一般職員にパーティー参加・関与を禁じており、副市長が職員を通じて依頼や券販売をすれば違法行為になります。中山市議が副市長と局長全員に事実関係をただすと、局長を使って理事に案内がされた実態がうかびあがりました。渡邊正光副市長はあわてて「あっせんではない」「モノを持っていってもらっただけ」などと弁解しました。
中山市議がパーティーの全容調査と公表、企業献金の受け取りや資金パーティーをやめるよう求めましたが、市長は「調査の必要はない」と答え、企業献金なども続ける意思を答弁しました。
中山市議は、この問題以外に、学校給食センターの再整備やこども病院の人工島移転問題について質問しました。