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議会報告

2009年度予算議会

定額給付金関連補正予算案に対する賛成討論

2009年3月25日 星野美恵子議員

私は、日本共産党市議団を代表して、本議会に提案されている議案第106号、2008年度一般会計補正予算案に賛成し、討論を行います。

本議会に追加提出された本予算案は、定額給付金と子育て応援特別手当の給付に係る補正であります。

周知の通り、定額給付金は、麻生内閣が、景気後退下での住民の不安に対処するためとして、住民への生活支援と地域の経済対策を目的に昨年末打ち出し、先の国会において2008年度第2次補正予算関連法が自民、公明の再議決によって成立されたものです。

しかしながら、報道機関の世論調査でも75%の人が定額給付金を評価しないと答え、国民から「税金バラマキではなく、福祉や雇用対策などに有効に使ってほしい」という声があがっています。国会での公聴会や参考人質疑でも「派遣切り対策や生活困窮者、貧困者の生活支援、セーフティネットの強化等に重点的に充てるなど、活用方法の再検討をしていただきたい」「本当に国民生活の根源である命、健康、そしてひいては暮らしを守るという立場で、より有効的な実効性のある使い方をご検討いただきたい」など、撤回と再検討を求める意見が噴出したのであります。

定額給付金の総額は2兆円ですが、そもそも自民、公明政権が小泉内閣以降に国民に押し付けてきた負担増は年間13兆円にのぼります。すなわち、定率減税の廃止、所得税の配偶者特別控除の廃止、高齢者の住民税増税、介護保険料引き上げ、老人医療の負担増、国民年金保険料の引き上げ、障害者の自己負担引き上げ、生活保護の老齢加算・母子加算の廃止、そして後期高齢者医療制度の導入など、7年間の合計は50兆円近くになります。これだけの負担を家計に押し付けておきながら、わずか2兆円のバラマキで帳消しになる訳がありません。

しかも、定額給付金とセットで打ち出されているのが消費税増税であります。ばらまいた分の何倍もの税金を将来大増税で取り戻そうというのが自民、公明政権の狙いです。まさに「バラマキ一瞬、増税一生」、これこそ定額給付金の本質であります。

定額給付金には哲学も理念もなく、消費拡大や景気対策にも、生活対策にもつながらないのははっきりしているのであります。このような定額給付金を目玉などと言う麻生内閣が、まじめに経済立て直しを考えているとは思えません。大多数の国民は選挙目当ての党略だと見抜いているのであります。

以上のように問題の多い定額給付金ですが、予算と関連法の成立によって国民が給付金を受け取る権利が生じております。わが党は、住民の権利を奪わず、支給の事務の遂行も妨げない立場から、本予算補正に賛成いたします。

以上でわが党の討論を終わります。

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