2009年6月議会
新型インフルエンザ 行政連携強化・全件検査へ改善
2009年6月15日 倉元達朗議員の議案質疑
日本共産党の倉元達朗市議は6月15日、新型インフルエンザ対策資機材整備費を追加する補正予算案に関連して、新型インフルエンザ対策の市の初動態勢の問題について質問しました。
6月6日に福岡市でも初めての感染者が分かり、その後小中学生を中心に感染が広がっています。
倉元市議は、市議団が10日におこなった「緊急申し入れ」で要求した、行政間の迅速・正確な情報伝達、医療機関からの検査依頼に対する保健所の対応について、検討状況と改善点をただしました。
保健福祉局長は、県との連携をさらに密にしていくこと、11日から医師会や県の協力を得て陽性が出ればすべて遺伝子検査するよう改善したことなどを答弁しました。
倉元市議は、さらに国保証を取り上げている世帯に対する保険証の緊急交付によって検査を受けやすくすること、休校時の児童生徒の安全対策など、感染拡大防止と早期治療など対応に全力をあげるよう要望しました。