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2009年12月議会

六本松九大跡地に文化施設を

2009年12月16日 星野美恵子議員の一般質問

日本共産党の星野美恵子議員は12月16日の一般質問で、中央区六本松の九大キャンパス跡地のまちづくりについて質問しました。

六本松地域では九大が移転したことによって学生・教職員5,600人がいなくなったことで、アパート経営者や食堂など商店の営業に大打撃を与えています。跡地の南側は裁判所など法曹関係機関の計画ですが、北側はいまだ定まっていません。これに市の態度が見えないため、地元からは「URといっしょにマンションを計画しているのでは」と心配の声があがっています。

星野議員は「住民が反対しているマンション開発など絶対に許されないと思うが、市長の所見は」とただしました。吉田市長は「北側は商業サービス機能と住居の複合的な利用とする計画が定められ、この具体化に向けて関係機関と検討を進めている」と述べました。

星野議員は、地元住民団体から緑のなかにホールを持った文化施設をつくってほしいという要望が出されていることを示し、「中央区ではいくつかのホールが閉館になり、大中規模のホールの必要性が高まっている。六本松は地下鉄七隈線沿線で交通結節点でもあり効果は大きい」と述べ、文化施設の整備を迫りました。

市長は「文化施設の予定は今はないが、跡地内に整備される施設については文化活動等に利用可能な、市民に開放されたものになるよう協議を行い、地域住民の期待に応えられるよう取り組んでいく」と答弁しました。

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