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議会報告

2008年度予算議会

香椎花園前駅の森をマンション建設から守れ

2008年3月18日 星野美恵子市議の総括質疑

星野美恵子市議は3月18日の条例予算特別委員会総会で、緑地保全について取り上げ、東区香住ヶ丘の西鉄香椎花園前駅の森をマンション建設から守るよう市長に求めました。

香椎花園前駅に隣接する約9000㎡の森は、所有者である西鉄が伐採してマンションを建設する計画が明らかになり、住民が「森を残して」と運動をくりひろげています。

現地調査と住民聞き取りも行った星野市議は、この森の保全について市当局の対応を質問しました。都市整備局長は「市議会第4委員会で、西鉄に働きかけるべきとの指摘を重く受けとめている。2月20日に西鉄に対し協力を文書で依頼した。22日に西鉄より、応じかねるが市が買い取るなら応じる用意があるとの回答を得た」と明らかにしました。

星野市議は、西鉄のホームページで公開されている「環境問題は私たちの手で解決を図ることが必要」だとの社長メッセージを紹介。バス事業などでCO2を大量に排出する西鉄が緑地保全に積極的に取り組んで、社会的責任をはたすことが重要だと指摘しました。

その上で、市として西鉄を説得すること、あるいは西鉄の協力を得て市が買収して森を保全することが必要だと述べました。

答弁に立った吉田市長は、「緑の保全が大切だということは同感。他にも優良な緑地があり、買い取りとなると少し難しい。まず西鉄に協力を働きかけていく」と答弁しました。

福岡市ではこれまでも、貴重な都市緑地を開発から守ろうという住民運動が実り、中央区赤坂の「ふくろうの森」、城南区の「長尾の里山」など一定規模の買い取りと保全が実現してきました。日本共産党は引き続き緑地保全のとりくみに力をつくします。

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