2008年9月議会
原油高騰対策 農業、漁業への直接補てんを
2008年9月16日 熊谷敦子議員の一般質問
熊谷敦子市議は9月16日の一般質問で、原油高騰の影響を受ける農業、漁業への支援について質問しました。
福岡市でも漁船の燃油や施設園芸の加温用燃料の値上がりが漁業者、農業者の経営を圧迫しています。政府が7月に決めた漁業向けの緊急対策は漁業者から使いにくいという声があがっています。一方で、市は農協や漁協から聞き取った程度でまともな実態調査を行っておらず、市の融資制度は実態に合わずほとんど使われていません。
熊谷市議は「原油高騰は投機マネーによって引き起こされており、農業者や漁業者には何の責任もない。政治の責任で解決すべきだ」と述べ、農業者、漁業者に対する燃油高騰への直接補てん措置を市独自に行うよう求めました。また、実態調査を行うよう要求しました。
吉田市長は「国により効果的な対策を要望していく。実態を把握し対策を検討していく」と答弁するにとどまり、市独自の直接補てんには言及しませんでした。