2006年予算議会
香椎に文化施設を
しんぶん赤旗2006年4月2日 原田祥一議員の質疑
副都心の拠点づくりが、課題になっている福岡市東区の香椎地域。このほど、福岡市議会で山崎広太郎市長は「前向きに検討していきます」と答えました。日本共産党の原田祥一市議が条例予算特別委員会でただしたものです。
香椎・操車場地区は交通の拠点となるJR・西鉄共同の新駅はできたものの周辺はがらがら。駅前にある1.5ヘクタールの市有地も空き地のまま。市民が使えるホールや会議室を備えた総合文化施設・総合コミュニティーセンターをつくってほしいとの根強い住民の要求があります。96年には請願が出され、東区の自治連合会や自治組織等連絡協議会も何度も市長に要求してきましたが、いまだに実現していません。
原田市議は、渡辺通り北地区に演劇専用劇場設計の計画があることにふれ、「文化施設の都心一極集中には問題があり、香椎副都心にこそ文化施設をつくるべきです。東区の中心のこの地区に土地もあるのだから文化施設などの拠点施設を造ってほしいというのが東区民の要求です」と早急にホールや会議室などのある施設を造るよう市長に求めました。