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2006年予算議会

留守家庭子ども会利用料の導入案 撤回を要求

しんぶん赤旗2006年3月11日 中山いくみ議員の補足質疑

福岡市の予算議会で8日、日本共産党の中山いくみ議員は、留守家庭子ども会(学童保育)の利用料導入は子育て支援と少子化対策に逆行するとして、撤回を要求しました。

同市は、留守家庭子ども会事業について、今年9月から、時間延長や土曜日開設にあわせて3000〜6000円の利用料を導入する条例案を提案しています。おやつ代など実費負担を含めれば、現在の2倍にもなる大幅値上げです。保護者から導入に反対する声があがっており、署名は6万人近くになっています。

こども未来局長は「事業の充実に伴い費用の一部を負担していただく」と説明。中山議員は、事業の充実は市の責任で行うべきだと述べました。利用料導入は財政健全化プランで打ち出され、経費のうち1億7000万円を保護者に負担させるもので、「開発行政のツケを留守家庭に押し付けるものだ」と批判しました。

中山議員は、負担が増えればやめざるを得ないという保護者の声を紹介し、「やめる子どもが出ないと断言できるか」と迫りました。局長は「現在の利用者も引き続き利用できる」と強弁しました。

さらに中山議員は、市が保護者や運営委員会、学校関係者らに相談も説明責任を果たしていないと批判。山崎市長は「運営委員会には十分説明していく」と答弁しました。


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