2005年9月議会
老人医療費助成なくすな
しんぶん赤旗2005年10月1日 原田祥一議員の議案質疑
福岡市議会で9月21日、日本共産党の原田祥一議員は、市長が提案した老人医療費助成制度の廃止について撤回を要求しました。
同制度は、市民税本人非課税世帯など一定の所得以下の67歳から69歳までのお年寄り約1万4000人を対象に、医療費の自己負担が1割になるよう市が助成するもの。来年4月の廃止により一人平均約8万5700円の負担増となります。
原田議員は「年金は減り、介護保険の負担が重い中で、低所得のお年寄りの負担を増やせば、必要な医療が受けられなくなり、命の危険を生むものだ」と批判しました。
保健福祉局長は「適正な負担をお願いする」などと冷たい答弁に終始しました。
原田議員は「山崎市長になってからの6年間で、敬老無料パス、敬老金、老人医療費助成の廃止で20億円もむしりとる。こんなお年寄りいじめは改めるべきだ」と市長を追及しました。